平成大修理

平成大修理
平成21年より始まった、平成大修理の様子を落慶法要までお伝えします。

鎌倉時代に建立された金堂の大規模な修理は、1度目は1605年に豊臣秀頼が、2度目は1700年に岸和田藩主・岡部美濃守長泰がそれぞれ徳川幕府の命を受けて行いました。
そして史上3度目となるのが、今回の「平成大修理」です。
調査~基本設計から、解体~調査・検討を繰り返し、金堂・多宝塔・鐘楼の保存修理を実施しました。古い素材を大切に残しながら、9年の長い歳月を経て大修理が完了しました。

落慶法要(平成30年3月)

平成大修理後

  • 金堂
  • 多宝塔
  • 鐘楼

平成大修理経過

  • 28年7月 鐘楼屋根工事(鐘楼本瓦葺ほぼ完了)
  • 26年12月 金堂木工事(構造補強材加工・仮合わせ中)
  • 24年8月 多宝塔塗装工事(写真左が処理前、右側が処理後)剥落止め処理前・後の状況。内部柱に描かれた仏画詳細。
  • 23年5月 金堂解体工事(正面)(屋根瓦葺解体中)
  • 22年12月 金堂仮設工事(素屋根外装完了、外部足場解体施工中)
  • 21年12月 着手前 境内建物群を西より望む


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