平成大修理
平成21年より始まった、平成大修理の様子を落慶法要までお伝えします。
鎌倉時代に建立された金堂の大規模な修理は、1度目は1605年に豊臣秀頼が、2度目は1700年に岸和田藩主・岡部美濃守長泰がそれぞれ徳川幕府の命を受けて行いました。
そして史上3度目となるのが、今回の「平成大修理」です。
調査~基本設計から、解体~調査・検討を繰り返し、金堂・多宝塔・鐘楼の保存修理を実施しました。古い素材を大切に残しながら、9年の長い歳月を経て大修理が完了しました。