平成大修理

平成21年より始まった、平成大修理の様子を落慶法要までお伝えします。

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平成24(2012)年7月
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多宝塔塗装工事1

来迎壁剥落止め処理準備。壁画の足元が表れるよう須弥壇を前方に移動した。

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多宝塔塗装工事2

彩色の破損状況。近年(時期不明)、樹脂による剥落止め処理が施されているが、青色系、緑色系の彩色が黒変し、処理を施した表面に光沢がみられる。また、彩色が収縮して丸くめくれあがり木地から剥離している。同色の箇所は同じ処理を施したとみられるが、木地の板境で破損の度合いが異なっている。

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多宝塔塗装工事3

剥落止め処理後のクリーニング処理。ニカワを用いて剥落止め処理を行った後、典具帖紙(機械漉き)を水張りし(光沢のある表面を貼る)、固く絞った濡れティッシュで様子をみながら押さえて汚れを典具帖紙に吸着させる。紙を剥いだ後、絵画を完全に乾かして確認し、剥落止め処理が不完全な箇所は再度処理を施す。

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